2018年6月16日(土)に開催される第6回コミュニティ・デイでは、時間内に進化やレイドで入手したバンギラスが特別な通常技「うちおとす」を覚えます。
「うちおとす」はバンギラスにとって初の岩タイプの通常技であり、これによってバンギラスはついに「うちおとす/ストーンエッジ」といういわタイプ統一の技構成を会得可能になります。
今回は「うちおとす」の性能と、「うちおとす/ストーンエッジ」がいかに優秀かを徹底解説していきます!
目次
「うちおとす」の性能
これまで岩タイプには「いわおとし」しか通常技がなく、さらにバンギラスはその「いわおとし」を覚えないポケモンでした。
しかし今回のコミュニティ・デイで高火力の通常技「うちおとす」が追加されたことによって、「うちおとす/ストーンエッジ」という待望の岩統一技構成が実現可能に!
ということでまずは今回実装されるバンギラスの特別な通常技、「うちおとす」の性能を見ていきましょう。
バンギラス |
「うちおとす」の強さとスペック
種類 | 通常技 |
---|---|
タイプ | いわ |
威力 | 16 |
時間 | 1.2 |
発生 | 0.8 |
ゲージ増量 | 8 |
EPS | 6.67 |
DPS | 13.33 |
「うちおとす」のデータ自体は以前からゲーム内に存在していましたが、日本時間2018年6月15日に上記のステータスに修正されました。
旧バージョンと比較してみると、こんな感じです。
修正前 | 修正後 | |
---|---|---|
威力 | 12 | 16 |
時間 | 0.9 | 1.2 |
発生 | 0.5 | 0.8 |
ゲージ増量 | 7 | 8 |
EPS | 7.78 | 6.67 |
DPS | 13.33 | 13.33 |
修正前のスペックは「いわおとし」と同じでしたが、威力とゲージ増量の上昇に伴い時間と発生が遅くなっています。
また修正後の「うちおとす」は、水タイプ最強の通常技として名高い「たきのぼり」とほぼ同じであることから、海外では「岩版たきのぼり」とも呼称されています。
スペック的にモッサリ感のありそうな「うちおとす」ですが、ズッシリと着実に重いダメージを与えられるという意味で、バンギラスのビジュアルイメージにもピッタリ合う技になりそうですね。
「うちおとす/ストーンエッジ」のバンギラスの強さを検証
続いてバンギラス待望の岩統一技構成である「うちおとす/ストーンエッジ」の強さを検証していきたいと思います。
これまでいわタイプ最強のアタッカーと呼ばれていたのは、「いわおとし/ストーンエッジ」のゴローニャでした。
ゴローニャ |
とりわけ伝説三鳥(フリーザー、サンダー、ファイヤー)、ホウオウやルギアのレイドなど、ひこうタイプの伝説ポケモン対策として人気を博していましたね。
フリーザー | サンダー | ファイヤー | ルギア | ホウオウ |
しかしゴローニャはHPの種族値が低く、耐久性に難があるポケモン。
にもかかわらずこれまで伝説レイドで重宝されていたのは、ある程度の攻撃力を持つポケモンで岩統一が実現できるのがゴローニャしかいなかったからです。
では一体、「いわおとし/ストーンエッジ」のゴローニャと「うちおとす/ストーンエッジ」のバンギラスとではどちらが優秀なのでしょうか?
ポケマピのダメージ計算機を用いて検証していきましょう。
「いわおとし/ストーンエッジ」ゴローニャと「うちおとす/ストーンエッジ」バンギラスの殲滅スピード比較
前述の伝説三鳥、ホウオウ、ルギア、そしてエンテイを仮想敵とした場合の殲滅スピードを比較すると、以下のようになりました。
仮想敵 | ゴローニャ (いわおとし/ストーンエッジ) | バンギラス (うちおとす/ストーンエッジ) |
---|---|---|
フリーザー | 669秒 | 612.2秒 |
サンダー | 724.5秒 | 650.4秒 |
ファイヤー | 509.2秒 | 452.3秒 |
ルギア | 1220.2秒 | 1068.1秒 |
ホウオウ | 726.8秒 | 655.2秒 |
エンテイ | 708.7秒 | 617秒 |
なんと全てのシミュレーション結果において「岩岩バンギラス>岩岩ゴローニャ」という結果に!
今回は攻撃力のみの比較でしたが、耐久力もタイプ相性が絡まない限りバンギラスが上です。
ポケマピのTwitterにもこんなコメントが寄せられています。
おぉ、流石ポケマピさん
仕事が早い。と言うよりうちおとす
かなりヤバい?ファイヤーでシミュレートしましたが
2垢でブースト無し楽勝フリーザーもブースト掛かれば2垢
ホウオウすら技によりブースト掛かれば2垢で倒せそうですね。
— EXレイド研究者 (@Z3AwlvC9HxGesO3) 2018年6月15日
(コメントありがとうございます!)
岩統一の「うちおとす/ストーンエッジ」のバンギラスは間違いなく最強のいわタイプポケモンの座に君臨するので、絶対に入手しておきたいですね……!
またシミュレーション結果では、バンギラスの「うちおとす」が上記伝説ポケモンに与えるダメージ量が最大になるブレークポイントは33~39.5と出たので、最低でもPL33以上の岩岩バンギラスを手に入れておくことが伝説鳥ポケモン復活までの課題になりそうです。
今回はバンギラスの特別な通常技「うちおとす」の性能と、岩統一バンギラスの有能さについて紹介していきました!
「りゅうせいぐん」のカイリュー、「ハードプラント」のフシギバナに続く超優秀タイプ一致技の解禁となるので、「うちおとす/ストーンエッジ」のバンギラスは何としてでも手に入れておきましょう。
今後の強化用にアメのストックもしておきたいところです。
ポケマピでは、入手したヨーギラスの個体値をボックスから簡単に厳選できるコードを用意しているので、こちらを使って効率的に個体値厳選をこなしつつ、とにかくヨーギラスを乱獲してくださいね!
バンギラスの基本情報、覚える技、対策ポケモン、個体値計算
バンギラスの基本情報(種族値、弱点、耐性、進化の流れ、入手方法、相棒距離、捕獲率、逃走率)、覚える技、対策ポケモン、個体値計算は、図鑑に詳しくまとめてあります。
ぜひ、ご活用ください。
バンギラス |
コメント
強いんだろうけどバンギのイメージに合わないなあ
かみつくストーンエッジ
いわおとしストーンエッジ
の比較がないと良さが分からない。
かみつく/ストーンエッジでもゴローニャ越えてね?
通信エラー多発 やっぱり?ヨーギラス狩り
実戦ではロクブラゴローニャのほうが安定するだろうなあ
1ゲージ技は厳しい
気持ちはわかりますが、残念ながらいわおとしロックブラストゴローニャで、同じPLのうちおとすストーンエッジバンギラスを上回るのは難しいです。
ジムバトルシミュレーターを使えば数値的な裏付けが取れますが、いわおとしとうちおとすの威力の差が大きく、ストーンエッジは発動までのタイムラグが小さいため、ゴローニャがDPSでバンギラスを上回るには、ストーンエッジ1回に対して、ロックブラストを5回以上撃つか、バンギラスがストーンエッジを一度も撃てずに倒される必要があります。
しかし、種族値でバンギラスがゴローニャを大きく上回っているため、ゴローニャがバンギラスよりも長持ちすることは難しく、レイドボスの種類や技に関わらず、上記のような状況になることはほとんどありません。
唯一あり得るのは、ゴローニャがPL40でバンギラスがPL25のようにレベル差があって、バンギラスの攻撃力がゴローニャを下回る場合です。
私も3ゲージ技の方が使い勝手が良さそうに感じますが、ダメージ算出ロジックを精査してみると期待したほどの優位性がないことがわかります。
ゴローニャのロックブラストを含めてなら良かったけど、そうじゃないならこの記事あんま意味ない。
ロックブラストは抱え落ちが無い点は優秀だけど、
ダメージ量としてはストーンエッジの計算だけで十分ですよ。
確かにホウオウの時は私もゴローニャ全部ロックブラストにして
ソラビ対策しましたけどね。
ゴローニャの基本の種族値がいかんせん低すぎます。